太田 裕之(警察大学校学友会会長)御挨拶
令和2年6月に警察大学校学友会会長に就任いたしました太田です。
学友会会員の皆様には、平素から学友会活動にご理解とご支援をいただき、深く感謝申し上げます。
私は警察大学校では、警察政策研究センター所長、特別捜査幹部研修所長、警察大学校校長と3度の勤務をしており、大勢の学生諸氏と交わりを持つことができましたので、ご承知いただいている学友の方も多いかと思います。その間、学友会には警察政策フォーラムの開催や文化・体育活動の助成、講師の接遇などで大変お世話になりました。そのようなこともあり、学友会にご恩返しさせていただきたく、会長として学友会の維持発展のために尽力させていただくことになりました。
学友会は、警察大学校の前身たる警察講習所の発足の翌年の大正8年(1919年)に警察講習所学友会として発足し、昭和23年(1948年)警察大学校発足とともに警察大学校学友会と改称し、今日に到っています。100有余年の歴史と約7万1千人(現職会員が3万8千人、退職会員が3万3千人)の会員数を誇る組織であります。
学友会の使命は、大きく二つあります。一つは「警察大学校における幹部教養の支援」であり、もう一つは「会員相互の交誼を図ること」です。この使命を果たすために、会員の皆様からの会費を基に、様々な活動を展開し事業の充実に取り組んでいます。
具体的には、警察大学校での教育訓練や文化活動、体育活動への支援、警察政策研究センターの実施するフォーラムの後援や資料作成、機関誌「致遠」の刊行、会員名簿の作成配布、同期会などの同窓会活動の支援等です。このほかにも、学生寮の備品寄贈など全国から警察大学校に入校する学生が充実した学業、文化・体育活動や寮生活を送ることができるように様々な支援を行っています。
警察大学校生活でもっとも強調したいのは、ここで得た人の縁です。警察大学校での縁は、広域的な警察活動を行う上で有用なものですが、同時に人生100年時代といわれる今日にあっては人生を豊かにするかけがえのない財産だと思います。私自身も、年を重ねるにつけ、中、高、大学や警察庁の同期、ともに仕事をした仲間とのつながりのありがたさを実感しています。
警察大学校で「同じ釜の飯」を食べた縁は、決して偶然ではない何かがあるように思います。その縁を大切に、そして永い絆たるものとするために、学友会は「会員名簿(会員証同封)」(年1回発行ですので、人事異動も反映された最新情報が掲載されています。)と機関誌「致遠」を発行しています。「会員名簿」には、同期生や教官の今が、「致遠」には警察大学校の現況や学友の投稿が掲載されており、学友会員としてのお互いの絆の確認にきっとお役にたつものと思っております。
なお、令和2年度は、新型コロナ対策として警察大学校警部任用課はじめ多くの課程で期間短縮がなされています。本来であれば学業のほかに文化・体育活動、余暇活用を通じて同期生の絆を培う事ができるのでしょうが、残念ながらそのための十分な時間がないものと思います。しかし、だからこそ同期生とともにいるそのひとときの時間を大切にしていただき、警察大学校での縁、経験を将来の自分の財産にしていただきたいと考えます。学友会はそのために存在するのです。
現職の時も、退職後も警察大学校学友会の会員として、これから入校するであろう後輩たちが充実した学生生活を送り、素晴らしい仲間との縁を広げることができるよう、会員の皆様からの変わらぬご支援をよろしくお願いして、ご挨拶とさせていただきます。
学友会会員の皆様には、平素から学友会活動にご理解とご支援をいただき、深く感謝申し上げます。
私は警察大学校では、警察政策研究センター所長、特別捜査幹部研修所長、警察大学校校長と3度の勤務をしており、大勢の学生諸氏と交わりを持つことができましたので、ご承知いただいている学友の方も多いかと思います。その間、学友会には警察政策フォーラムの開催や文化・体育活動の助成、講師の接遇などで大変お世話になりました。そのようなこともあり、学友会にご恩返しさせていただきたく、会長として学友会の維持発展のために尽力させていただくことになりました。
学友会は、警察大学校の前身たる警察講習所の発足の翌年の大正8年(1919年)に警察講習所学友会として発足し、昭和23年(1948年)警察大学校発足とともに警察大学校学友会と改称し、今日に到っています。100有余年の歴史と約7万1千人(現職会員が3万8千人、退職会員が3万3千人)の会員数を誇る組織であります。
学友会の使命は、大きく二つあります。一つは「警察大学校における幹部教養の支援」であり、もう一つは「会員相互の交誼を図ること」です。この使命を果たすために、会員の皆様からの会費を基に、様々な活動を展開し事業の充実に取り組んでいます。
具体的には、警察大学校での教育訓練や文化活動、体育活動への支援、警察政策研究センターの実施するフォーラムの後援や資料作成、機関誌「致遠」の刊行、会員名簿の作成配布、同期会などの同窓会活動の支援等です。このほかにも、学生寮の備品寄贈など全国から警察大学校に入校する学生が充実した学業、文化・体育活動や寮生活を送ることができるように様々な支援を行っています。
警察大学校生活でもっとも強調したいのは、ここで得た人の縁です。警察大学校での縁は、広域的な警察活動を行う上で有用なものですが、同時に人生100年時代といわれる今日にあっては人生を豊かにするかけがえのない財産だと思います。私自身も、年を重ねるにつけ、中、高、大学や警察庁の同期、ともに仕事をした仲間とのつながりのありがたさを実感しています。
警察大学校で「同じ釜の飯」を食べた縁は、決して偶然ではない何かがあるように思います。その縁を大切に、そして永い絆たるものとするために、学友会は「会員名簿(会員証同封)」(年1回発行ですので、人事異動も反映された最新情報が掲載されています。)と機関誌「致遠」を発行しています。「会員名簿」には、同期生や教官の今が、「致遠」には警察大学校の現況や学友の投稿が掲載されており、学友会員としてのお互いの絆の確認にきっとお役にたつものと思っております。
なお、令和2年度は、新型コロナ対策として警察大学校警部任用課はじめ多くの課程で期間短縮がなされています。本来であれば学業のほかに文化・体育活動、余暇活用を通じて同期生の絆を培う事ができるのでしょうが、残念ながらそのための十分な時間がないものと思います。しかし、だからこそ同期生とともにいるそのひとときの時間を大切にしていただき、警察大学校での縁、経験を将来の自分の財産にしていただきたいと考えます。学友会はそのために存在するのです。
現職の時も、退職後も警察大学校学友会の会員として、これから入校するであろう後輩たちが充実した学生生活を送り、素晴らしい仲間との縁を広げることができるよう、会員の皆様からの変わらぬご支援をよろしくお願いして、ご挨拶とさせていただきます。
猪原誠司(警察大学校長)御挨拶
令和6年8月に第67代警察大学校長を命ぜられました猪原誠司と申します。どうぞよろしくお願いいたします。警察大学校学友会の皆様には、警察大学校における各種活動にご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
私は、警察大学校での勤務は初めてであり、平成3年の初任幹部科第40期学生として入校して以来となります。 次世代を背負って立つ上級幹部を育成するという極めて重要な任務を担う歴史と伝統の重みを踏まえつつ、昨今の情勢による新たな課題に対応するため、これまで以上の効率的な教養を行い、常にあらゆるものの改善の要否を検討しつつ、限られた資源のなかで創意工夫し最大限努力して参る所存です。
学友会の皆様には、警察大学校の学生の教養活動に関する支援を賜っておりまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。皆様からは、教育訓練や研究活動の充実と共に、茶道等の文化部の活動や各種行事等にご支援を頂くことにより、入校の財産の一つである学生間の絆の醸成等に役立たせていただいております。 私は、警察大学校での同期生との絆の価値は学生個人の財産であるだけでなく日本警察全体にとっての財産であるとも考えています。全寮制の警察大学校だからこそ、短期間の課程であっても同期生との絆は築かれるものと考えています。 警察大学校が全国警察の人的ネットワーク造りに大いに貢献していることを十分に意識して、学生間の実りある交流が進むよう取り組んで参りたいと思います。
結びに、警察大学校学友会のますますのご発展と、学友の皆様のご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。
私は、警察大学校での勤務は初めてであり、平成3年の初任幹部科第40期学生として入校して以来となります。 次世代を背負って立つ上級幹部を育成するという極めて重要な任務を担う歴史と伝統の重みを踏まえつつ、昨今の情勢による新たな課題に対応するため、これまで以上の効率的な教養を行い、常にあらゆるものの改善の要否を検討しつつ、限られた資源のなかで創意工夫し最大限努力して参る所存です。
学友会の皆様には、警察大学校の学生の教養活動に関する支援を賜っておりまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。皆様からは、教育訓練や研究活動の充実と共に、茶道等の文化部の活動や各種行事等にご支援を頂くことにより、入校の財産の一つである学生間の絆の醸成等に役立たせていただいております。 私は、警察大学校での同期生との絆の価値は学生個人の財産であるだけでなく日本警察全体にとっての財産であるとも考えています。全寮制の警察大学校だからこそ、短期間の課程であっても同期生との絆は築かれるものと考えています。 警察大学校が全国警察の人的ネットワーク造りに大いに貢献していることを十分に意識して、学生間の実りある交流が進むよう取り組んで参りたいと思います。
結びに、警察大学校学友会のますますのご発展と、学友の皆様のご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。
永井 達也(警察大学校学友会副会長)御挨拶
このたび、学友会副会長を仰せつかりました永井達也です。
私は、昨年(令和元年)7月、警察大学校長を最後に退官いたしましたが、在職中は、全国から集まってくる幹部警察官・職員の皆さんとともに、初心に立ち返って研鑽に励ませていただく日々でした。その中で、学友会の皆様方には、様々な形で多大なるご支援を賜りましたことに、この場をお借りして改めて御礼申し上げますとともに、今般、太田会長の下で、微力ながら学友会にご恩返しさせていただく機会を与えていただいたことを大変うれしく思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
時代の変化とともに、治安課題や組織運営上の課題は、常に変化しています。それに対応するため、警察庁も様々な政策を立案していますが、実際に現場で運営に当たる幹部一人ひとりが、その内容を正しく理解するとともに、自らの置かれた状況に応じて適切に実践することができなければ、それは「絵にかいた餅」になりかねません。その意味において、警察大学校は、極めて重要な役割を果たしていると思います。
加えて、警察大学校における共同生活を通じて育まれた人的なネットワーク・一体感が、日本警察が高い機能を発揮する上で大変重要な役割を果たしていることは、会員の皆様方もお感じになっているとおりです。そして、この人的なネットワーク・一体感は、現職時代にとどまらず、OBになっても重要な役割を果たしていると思います。このことは、私自身、警察OBとして民間企業で勤務するようになって、改めて感じているところであり、我が国において、官民一体となった治安対策が成功している一助にもなっていると思います。
現在、新型コロナウイルスの蔓延により、警察大学校においては、全国からの集合教養などについて様々な制約が生じていると聞いています。こういう時期だからこそ、現職に対する支援を通じ、警察大学校における各種教養や研究がより一層実り多いものとなるようにするとともに、全国の会員各位の一層の親睦・団結を深めることにより、我が国の安全を守る一助としてゆきたいと考えていますので、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
結びに、会員の皆様方のご健勝とご多幸をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
私は、昨年(令和元年)7月、警察大学校長を最後に退官いたしましたが、在職中は、全国から集まってくる幹部警察官・職員の皆さんとともに、初心に立ち返って研鑽に励ませていただく日々でした。その中で、学友会の皆様方には、様々な形で多大なるご支援を賜りましたことに、この場をお借りして改めて御礼申し上げますとともに、今般、太田会長の下で、微力ながら学友会にご恩返しさせていただく機会を与えていただいたことを大変うれしく思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
時代の変化とともに、治安課題や組織運営上の課題は、常に変化しています。それに対応するため、警察庁も様々な政策を立案していますが、実際に現場で運営に当たる幹部一人ひとりが、その内容を正しく理解するとともに、自らの置かれた状況に応じて適切に実践することができなければ、それは「絵にかいた餅」になりかねません。その意味において、警察大学校は、極めて重要な役割を果たしていると思います。
加えて、警察大学校における共同生活を通じて育まれた人的なネットワーク・一体感が、日本警察が高い機能を発揮する上で大変重要な役割を果たしていることは、会員の皆様方もお感じになっているとおりです。そして、この人的なネットワーク・一体感は、現職時代にとどまらず、OBになっても重要な役割を果たしていると思います。このことは、私自身、警察OBとして民間企業で勤務するようになって、改めて感じているところであり、我が国において、官民一体となった治安対策が成功している一助にもなっていると思います。
現在、新型コロナウイルスの蔓延により、警察大学校においては、全国からの集合教養などについて様々な制約が生じていると聞いています。こういう時期だからこそ、現職に対する支援を通じ、警察大学校における各種教養や研究がより一層実り多いものとなるようにするとともに、全国の会員各位の一層の親睦・団結を深めることにより、我が国の安全を守る一助としてゆきたいと考えていますので、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
結びに、会員の皆様方のご健勝とご多幸をお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
渡邊 劍三郎(警察大学校学友会副会長)御挨拶
令和6年6月に警察大学校学友会の副会長を仰せつかりました渡邊劍三郎です。
微力ではありますが、学友会活動の発展の一助となるよう邁進する所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私は、昭和53年に警視庁警察官を拝命し、平成27年に地域部長を最後に退職いたしました。
警察大学校には、平成3年本科第78期生として入校させていただきました。中野の警察大学校最後の期として6か月間全国警察の仲間と寝食を共にし、勉学やスポーツ大会、文化祭、小旅行、毎夜の「飲みニケーション」などを通して沢山の思い出を作るとともに同期と大いに絆を深めました。この絆は、その後の警察人生の時々に大いに力を発揮してくれて、今でも私の財産となっています。
OBの皆様もご経験済のことと思いますが、この絆は、日本警察の組織図には表れないネットワークとしていつの時代も重要な役割を果たしていると思っています。
さて、学友会は、一般財団法人として、警察大学校入校者の教養等の支援を行っているほか、会員相互の親睦、団結を深めるための致遠、会員名簿の発行などの事業を行っています。
今後入校される皆様が、心置きなく研修を受けられ、同期の絆を深め、全国警察の要として御活躍いただけるお手伝いができるようこれからも活動を進めて参りたいと思っています。
そして、これらの活動は主に皆様の会費によって賄われていますことを御理解の上、引き続き皆様の御支援、御協力をお願いいたしまして御挨拶といたします。
私は、昭和53年に警視庁警察官を拝命し、平成27年に地域部長を最後に退職いたしました。
警察大学校には、平成3年本科第78期生として入校させていただきました。中野の警察大学校最後の期として6か月間全国警察の仲間と寝食を共にし、勉学やスポーツ大会、文化祭、小旅行、毎夜の「飲みニケーション」などを通して沢山の思い出を作るとともに同期と大いに絆を深めました。この絆は、その後の警察人生の時々に大いに力を発揮してくれて、今でも私の財産となっています。
OBの皆様もご経験済のことと思いますが、この絆は、日本警察の組織図には表れないネットワークとしていつの時代も重要な役割を果たしていると思っています。
さて、学友会は、一般財団法人として、警察大学校入校者の教養等の支援を行っているほか、会員相互の親睦、団結を深めるための致遠、会員名簿の発行などの事業を行っています。
今後入校される皆様が、心置きなく研修を受けられ、同期の絆を深め、全国警察の要として御活躍いただけるお手伝いができるようこれからも活動を進めて参りたいと思っています。
そして、これらの活動は主に皆様の会費によって賄われていますことを御理解の上、引き続き皆様の御支援、御協力をお願いいたしまして御挨拶といたします。
学友会からのお知らせ
2015.4.1
ホームページ開設のお知らせ
このたび、一般財団法人警察大学校学友会は公式ホームページを開設いたしました。